自転車で東北の太平洋岸を走る (8日目)
いよいよ最終日です。
朝は少し雨が残っていましたが、出発する頃にはすっかり良い天気になっていました。
この辺りは海が近くても被害が無いように見えます。
ちょっと傾いてる?
最終日もまだ山が続きます。
ここはやっぱり津波の被害が
黒猫が前を・・・。この後、横の畑を兄弟らしい2匹の黒猫が全力疾走して行きました。
ウサギの大群
何故か湯気(?)が立ってました。
すぐそこが海なんですが、遠浅だからか津波はあまり来ない予想のようです。
なんだこの玉は?
良く見ると結婚式? なんかの撮影?
白浜海岸です。
今日は雨に降られないですむかと思っていたら、すごい雷雨が・・・
直径5mmぐらいの雹も降ってきました。
出来れば雨が納まるまで雨宿りしていたかったのですが、帰りの新幹線の時間があるので無理やり豪雨の中、走ることになりました。
それで、駅に着いてみれば新幹線が雷の影響で30分以上遅れてるという・・・
本日の走行距離は約61km、8日間の合計は約605kmでした。
でも、たまに自転車用ナビのスタート ボタンを押すのを忘れたことがあったので、実際には620〜630kmぐらい走ったと思われます。
手書きなのが良い味だしてます。
お前だってゴミ箱だろうが・・・
乗車口。そう、帰りの新幹線は「グランクラス」です!!
車内。18席しかありません。
シートがグニグニ動きます。
軽食とフリードリンクが付きます。
予定より1時間以上遅れて東京駅に着きました。
今回走ってみて、福島県相馬市から岩手県宮古市あたりまではどこに行っても津波の傷跡が残っていて、津波は本当に細大漏らさず被害を与えていったんだなというのが実感できました。
でも、どこに行っても重機が動いていて、まさに今「現在、復興中!」であることも感じられました。
何年後かにもう一度走ってみたいですが、次は誰か走ってみませんかね?
写真には自転車用のナビのGPSのログからジオタグを埋め込んでありますので、コチラのページからまとめて撮影場所を見ることが出来ます。
自転車で東北の太平洋岸を走る (7日目)
7日目はこれまでの最長距離、久慈市までの約140kmを走る予定です。
平地なら無理な距離ではないですが、リアス式海岸の地形ではかなり手強いと思われます。
なので、朝早くから走り始めました。
また、仮設のコンビニです。
サッカーをやってました。
ちょうどここらで後輪がパンクしたので、チューブを交換しました。
まだまだ遠いです・・・
またまた仮設のコンビニです。
トイレも仮設です。
津波からの避難経路を示す標識。太陽電池で光るらしい。
景色はすばらしいですが、自転車で走るのは中々ツライです・・・
そろそろ日が落ちて来ました。
でも、まだ着きません。
結局、この日は20時頃に予約していた久慈市のホテルに着きました。
走行距離は約139kmでした。
写真には自転車用のナビのGPSのログからジオタグを埋め込んでありますので、コチラのページからまとめて撮影場所を見ることが出来ます。
自転車で東北の太平洋岸を走る (5日目)
5日目は朝からというか、前日の夜から暴風・大雨・波浪警報が出ていて外は酷い暴風雨でした。
少々の雨ならレインウェアを着て走らないでも無いですが、さすがにこの風雨では走れません。
結局、翌日の昼近くまで一人用のテントの中に閉じ込められることになりました。
なのでこの日は書くことが無いのですが、前日に写真を撮っておいた今回の装備やテントについて書こうと思います。
左のリュックはリクセン&カウル社の「フリーパック META2」という製品で専用のアダプタで自転車に付けられる様になっています。中にはテントや寝袋と調理用のバーナーやクッカーが入っています。
右の円筒形のはモンベルの「フロント サイクル バッグ」です。主に工具や予備のチューブに着替えが入っています。
真ん中の小さなバッグはサイフや携帯が入っています。
リュックの主な中身で左の緑と赤の袋がプロモンテ社の「VL-14」という一人用テント、オレンジのがモンベルのエアマット、灰色のが同じくモンベルのシュラフ(寝袋)、右の黒いのがプリムス社の「Eta Express」というバーナーとクッカーのセットです。
次にテントの組み立て方です。
まず、インナーを広げます。
折りたたんだ状態のポールです。
ポールを伸ばします。
インナーの四隅のスリーブにポールを差し込みます。
インナーをポールに吊り下げます。
フライシートを被せます。
ペグです。
張り綱をペグで固定します。
出入り口です。
後方からです。
次はエアマットと枕です。
次は「Eta Express」です。
右上のフライパンに入っている折りたたみ式のスプーンとフォークや下の黄色いガス缶はセットではないですが、中に納まります。
組み立てるとこうなります。
ついでにこれは100円ショップのボトルに詰めてきた調味料のセットです。マヨネーズにケチャップ、ソースに醤油、サラダオイルに岩塩とブラックペッパーといろいろと持ってきたのですが結局、ケチャップしか使いませんでした。右端のはSB食品の調味料のビンに付いていたミルです。
次はGOAL ZERO社の「GUIDE 10 Plus Adventure Kit」です。
最後はPROX社の折りたたみ式のイスです。
テントの中に閉じ込められていてもお腹は減るので、食べるか寝てるかしてました。
この日の走行距離は当然 0kmでした。
自転車で東北の太平洋岸を走る (4日目)
朝走り始めるとTVや写真で何回も見た、陸に打ち上げられた船が見えて来ました。
堤防に座ってコンビニで買った昼飯を食べようとしたところカモメが寄って来ました。
再び走り始めます。
大船渡市の工場が見えて来ました。
16時頃に本日、テントを張る予定のキャンプ場に着きました。
この後、買い出しに片道10kmの市街のコンビニまで戻って行って来たのですが、帰りに思い切り雨に降られてしまいました。
しかし、これは単なる前兆で翌日は暴風・大雨・波浪警報が出てもっと酷い暴風雨になり、1日以上テントに閉じ込められることになるのでした。
走行距離は65km程でした。
写真には自転車用のナビのGPSのログからジオタグを埋め込んでありますので、コチラのページからまとめて撮影場所を見ることが出来ます。
自転車で東北の太平洋岸を走る (3日目)
自転車で東北の太平洋岸を走る (2日目)
昨日に続いてGWに自転車で東北の太平洋岸を走った記録の2日目です。
朝走り始めると早速、津波の爪跡が目に入って来ます。
松島のあたりにやって来ました。
いくつもの木の幹にピンク色のリボンが結び付けられていますが、これは遺体が発見された場所を示しているのだそうです。
この旅を通して数え切れないピンクのリボンを見ました。
公園や遊覧船はいつも通り(?)に賑わっていました。
途中の公園で戦闘機を発見
さらに無人駅を発見
石巻市にやって来ました。
石巻市を後にして、さらに先に進みます。
この日もホテルのあるような街には辿り着けずテントで寝ることになりました。
走行距離は104kmほどでした。
写真には自転車用のナビのGPSのログからジオタグを埋め込んでありますので、コチラのページからまとめて撮影場所を見ることが出来ます。